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モトクラシVol.1 「推す」「推される」のはざまで

モトクラシVol.1 「推す」「推される」のはざまで

モトクラシズム文フリ東京40 南1-2 P-19

@motokurashism

発行日

5/4/2025

初頒布イベント

年齢指定

全年齢

判型サイズ

A5

ページ数

180

頒布価格

1500

「推し」がいることでいかに人生が充実したのか、「推し活」を促すことでいかに産業が儲かるのかということが語られる一方で、借金をしてまで「推し活」にのめり込み生活を破綻させてしまうことや、「推される」側のアイドルやタレントにかかる負担の大きさが報道されるなど、問題が山積みなことも確かです。私たちは「推す」ことの楽しさを認めながら、それにつきまとう問題にどのように向き合っていけばよいのでしょうか。モトクラシVol.1では、「推し」がいる人といない人、「推される側」の人やかつてそうであった人によるエッセイ、インタビュー、短歌、批評、データ分析、ブックガイドなど幅広い記事を掲載しています。本誌を通じて、「推す」ことのこれまで・これからについて考えてみませんか?

目次

「推す」「推される」を考えてゆくためのトピック
コラム1 編者の推し遍歴

第一部「推し、推される」私が思うこと
姫乃たま「狂わせられなくてごめんね」
金魚太郎「まっとうに音楽活動したい——ライブハウスで出会った〝厄介な人々〟」
しずく・こあせ「「推し」と付き合いたいですか──ガチ恋・リアコ、恋愛バレは「プロ意識」がない……?コンカフェキャスト兼メン地下オタクと話してみた!」
コラム2「雑居ビルとアイドル文化」

第二部「推し」について論じてみる
片瀬「アーティストの青春を消費するということ——Shout it Out解散と未確認フェスティバルの功罪」
佐藤心「推し文化──その構造と福音」
片瀬「「推し活」と消費者の権利——推すことの自由、あるいは、そうみえるもの」
小阿瀬達基「灼ける身体と熱視線───ペンラ、マルシェ、二つの規範(レギュレーション)」
片瀬・腎臓「実力派アイドルグループの台頭はアイドルへのまなざしを変えるのか——Number_iとKing & PrinceのMVコメント分析から」
平山貴盛「「与えられた言葉を生きる」ことの闘争~欅坂46『2nd Year Anniversary Live』版「不協和音」の読解を通じて~」

第三部「推し」文化の現場から
めりぴょん「各界隈のチケット事情観察」
ア界系「実録!限界アイドル運営、デビューから訴訟まで!!」
コラム3「対バンに出ないアイドルってすごい」

第四部「推し」から何かを創り出す
芥川独り「光に手を伸ばして」
komo(狐妄)「推しに楽曲提供したオタクが考えていたこと ──「soraSongグランプリ」受賞者 komo(狐妄)インタビュー」

第五部 これからの「推し」のために
巻末対談 オルタナティブ・アイドル・プロジェクト
「推す」「推される」を考えてゆくためのブックリスト

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片瀬・小阿瀬が主催する企画・制作サークル。今回、最初の活動として「モトクラシvol.1」を制作。批評やインタビュー記事などの執筆から、楽曲や映像・音声作品の制作まで、もの書きともの作りを並行させながら活動を行う。

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